毎年、8月13日に小千谷のお寺にお墓参りに出かけます。銀婚式を終え、ここに来るのも25回を数えます。
初めてお寺に来たときに、お墓の一つ一つに簾が掛けてあり、その両脇にススキの穂が飾ってある事にびっくりしたのを、毎年思い出します。簾は、ご先祖様が暑くない様にという配慮の表れです。それを知った時、心が和みました。残念なことに、最近は簾が掛かっているお墓はほとんど無く、寂しい気がします。
そしてもう一つ、ここのお寺には線路が通っているのです。運が良ければ一両編成のかわいらしい電車に出会うことができるのです。
あれこれ気の重いことの多いお墓参りでしたが、楽しみどころも有る事に気がついてからは、自分なりに楽しめるようになってきました。